20代で伸びる人、沈む人
サマリ
仕事のしかた
・伸びる20代は陰口を言われる側
→成功する人の通過儀礼
- 即レスポンス
→返事のスピードを上げると社内外ともに仕事が集中する。
量をこなして質をあげる。
- 締め切りの前日に提出する
→締め切りまでには依頼主の期待を超えるものを届けるのが目的。
→そのためには、大枠のラフ案を作成して依頼主に確認。方向性の確認。
※締め切りギリギリや締め切りを過ぎることは論外。
- アフター5は自己練磨に使う。
→自分がプロフェッショナルとして成長するための時間にする。
※沈む20代は、アフター5を仕事に捧げる。
- とりあえずやってみる。
✖️「でも・・・・」
勉強のしかた
・移動時間にオーディオブック
・自社の歴史を学ぶ
→ほこりをもり、自社愛をきちんと持つ。それが日々の仕事に生かされる。
- 一年で一分野修得する
- 社外にも師匠を持つ
- 上司との付き合いかた
- 上司を最初の顧客と考える
- 「若造のくせに生意気だ」を目指す
→若いのになかなかやるなの裏返し。沈む20代はそもそも上司の記憶に残らない。
- 上司を早く出世させる
→上昇気流のチームに入ること
後輩との付き合いかた
・後輩に捕まる(沈む20代は後輩を捕まえる)
→学び続ける人のみが教えることを許される。
- 何かあれば後輩を庇う(×後輩のせいにする)
- 後輩の成果に拍手を送る(×後輩の成果に嫉妬する)
お客さんとの付き合いかた
・自分がお客さんの神様になろうとする
→自分がプロフェッショナルとして、実力をつけることによって自分がお客様の神様になろうとする。
- 顧客「感動」を目指す。(×顧客「満足」を目指す)
- 相手を言い負かそうとしない。大人の喧嘩ができる
→自分が誤っていたかもしれないと相手に気づかせる。
- 陰口は未来説 陰口をいられるのは未来のある証拠
感想文
以前の私は「20代はとにかくガムシャラに取り組むこと」が大切であり、その経験が30代・40代に繋がると考えていた。
そのような中で、「20代で伸びる人、沈む人」という本を読んだ。この本では、以下の項目において、伸びる人と沈む人の行動特徴をまとめてある。(項目:仕事のしかた、勉強のしかた、上司との付き合いかた、後輩との付き合いかた、同期との付き合いかた、お客さんとの付き合いかた)この本を読み進めていると、何も「ガムシャラに取り組むこと=20代で伸びる」という方程式が成立せず、大切なことは「今」ではなく「未来のための行動ができているか」という未来志向の行動ができているか否かで浮き沈みが決定すると学んだ。
具体的にはアフター5の使い方が印象的である。伸びる20代はアフター5を自分に使う。沈む20代はアフター5を会社に捧げる。という説明があった。恐らく、今の私は沈む20代の行動をしてしまっているだろう。20代で伸びるためには、アフター5で残業を行うにしても「自分がプロフェッショナルに成長するための仕事を行えているか」を見定める必要があると痛感させられた。
そこで、今後は、アフター5を自分の理想像により近づけるための仕事をしたい。より具体的には、ルーティン業務なんていうものに取り組まずに、自分のスキルを磨くための仕事を行う、あるいは仕事ではなくプライベートでの学習の時間を確保したい。そうすることで、きっと明るい30代を迎えることができると信じている。