大きく考えることの魔術
要約
本書は、「大きく考えること」によって、人生の次の点で成功を収めることができると述べられている。幸福の点、成功の点、収入の点、友人の点、人に尊敬される点・・・。つまり、「大きく考えること」は人生を成功させるための魔術のようなものだと。
とはいえ、「大きく考えること」とは具体的にどういうことか、我々には想像がつかない。そこで、本書では、12章の切り口で具体的な場面に応じてどのように行動すべきかが記載されており、「大きく考えること」の指南書に本書は相当する。
箇条書きではあるが、本書に記載の内容の中で特に印象に残った考え方について記す。
- 会議において
- 一番前の席へ着席すること。
- 進んで発言すること
- →確かに目立つ。だが、目立たない限り成功はなし。成功者は例外なく目立つ。
- 失敗したとき
- × 失敗した懲り懲り ○ やり方が違ったのかもしれない。もう一度トライ!
- × できなかった ○ 〜するように努力中
- 今より価値のある自分になるためには何をすれば良いか。
- 俺はこうなれる。というイメージを持つことが重要。
- チームでの役割
- ○ チームの一員としてチームと運命を共にする
- × 割り当てられた仕事をきちんとやる
- 喧嘩したとき
- 「相手を非難したり、責めたりする前に本当にその意味があるか考えること」
- 仕事においての心構え
- 最高の人を競争相手として意識する。
- 信念は想像力を解放する。→不可能、できないとは言わない。
- 他人のアイディアに対して感受的に。褒めること。
- 金曜日に色々な要素の仕事について、よりよくするためにはどうすれば良いか検討する。
- 週に1人新しい人と話す。
- 仕事まえにどうすれば良い仕事ができるか一呼吸おいて考えてみる。
- 仕事を頼まれることは光栄。もっとよくやりもっと多くのことをやる精神。
- 嫌な仕事に飛び込む
- お金
- 節約を心がける。→収入を増やす方法を考える。
- 対人関係
- 傾聴を大切にすること→人に話すだけでは学べない。聞きことで無限に学べる。
- 他人の尊敬を得るためには、自分は尊敬されるに値する人間だと考えること。
- それはVIPがやるべき行動か?自問自答する。そしてVIPに見えるようにすること。
- 自分から自己紹介。
- 会話を人に譲る。
- その他
- アイディアは実行して価値を生む。
- 恐怖を克服するためには行動すること
- 長く寝床にいればいるほど起きるのがしんどい
- 今日できることは明日に伸ばさない
- 改善者になること。志願兵になること。
- 今から10年後の私はどうなっているか。プライベートも仕事も
なお、12章のタイトルは以下である。
1. 成功できると信じよう
2. 弁解するのはやめなさい
3. 自信を持ちなさい
4. 大きく考えなさい
5. 創造的に考えなさい
6. 自分が考えるとおりの人になる
7. 一流をめざしなさい
8. 正しい態度をとりなさい
9. 人に好かれなさい
10. 行動する習慣をつけなさい
11. 敗北を勝利に転じなさい
12. 目標を設定しなさい
感想文
本書においては、理解および整理が追いついていない再度読む必要あり。